愛着理論とは
もともとは John Bowlby や Mary Ainsworth の理論で、
ざっくり言うと、
親密な関係で、人が不安や距離感をどう扱うか
の傾向です。
幼少期の養育環境がベースと言われますが、
婚活で見るならもっとシンプルに、
親密になるとどういう癖が出るか
で十分です。
- 初回デート良かった
- 2〜3回目までも順調
- でも急に相手がそっけなくなった
すると多くの人はこう解釈する。
- 嫌われた
- 脈なし
- 終わった
そして自分から降りる。
でも実際には、
- 相手が慎重
- 相手が警戒型
- 相手が回避傾向
こういうケースもある。
つまり、
必ずしも脈なしとは限らない
んですよね。(脈が実際にないことはもちろん多い)
特に距離が縮まり始めたタイミング。
例えば、
- 毎週会っている
- 会話も深くなってきた
- 真剣交際が視野
この辺で急に相手が引く。
これは割とあります。
理由は単純で、
関係が浅いうちは平気でも、
深まると怖くなる人がいるから。
このタイプを知らない会員は、
- 相手が冷たくなった
↓ - 脈なし認定
↓ - 自分から終了
になりやすい。
でも知っていると違う。
- 一時的に引いているだけかも
- 少し様子を見るか
- 追いすぎないで距離調整しよう
という判断ができる。
ここで伝えるべきなのは、
回避型には押しすぎるな
ですね。
これが一番重要。
普通の人に効く行動:
- 好意表現を増やす
- 話し合う
- 詰める
回避傾向相手には逆効果になりやすい。
- 重い
- プレッシャー
- 逃げたい
になる。
相手が急にそっけなくなった時のチェック
すぐ脈なし認定しない
確認ポイント:
- 会う意思はあるか
- 返信は来るか
- 完全拒絶ではないか
YESならまだ終わっていない。
やってはいけないこと
- 詰める
- 気持ち確認
- 温度差を責める
やるべきこと
- 少し距離を置く
- 相手のペースを見る
- 淡々と接する
愛着理論の代表的な4タイプ
1. 安定型(Secure)
理想形です。
特徴:
- 親密さが苦じゃない
- 適切に頼れる
- 適切に距離も取れる
- 不安を言語化できる
婚活だと強い。
例えば、
- 不安があれば相談できる
- 相手の事情も考えられる
- 感情で暴走しにくい
交際が安定しやすい。
2. 不安型(Anxious)
婚活でかなり多い印象です。
根底にあるのは、
見捨てられ不安
です。
特徴:
- 相手の温度差に敏感
- 返信速度を気にする
- 白黒つけたがる
- 好きになると依存しやすい
婚活でよくある。
- LINE既読ついたのに返信ない
- 昨日よりテンション低い気がする
- 他に相手がいるのでは
で不安が膨らむ。
実際は何も起きていないことも多い。
不安型の口癖
- どう思ってますか?
- 私のこと好きですか?
- 本気ですか?
確認行動が増える。
3. 回避型(Avoidant)
これも婚活でかなり多い。
根底にあるのは、
親密になると苦しい
です。
特徴:
- 自立志向が強い
- 感情共有が苦手
- 頼るのが苦手
- 距離が縮まると逃げたくなる
婚活だとこう。
初期:
- 優しい
- 感じがいい
- 問題ない
でも距離が縮むと、
- 連絡減る
- 急に冷める
- 忙しくなる
典型例。
仮交際は順調。
でも真剣交際や成婚が見えると失速。
これはかなりある。
回避型の口癖
- 忙しくて
- 仕事が落ち着いたら
- 一人の時間が必要
4. 恐れ回避型(Fearful Avoidant)
一番複雑。
特徴:
- 親密さを求める
- でも怖い
- 近づきたいが逃げたい
アクセルとブレーキ同時。
婚活でこうなる。
- 好きになる
↓ - 急接近する
↓ - 怖くなる
↓ - 距離を取る
↓ - また寂しくなる
ループ。
婚活でよくある組み合わせ
ここが重要です。
問題は個人より組み合わせ。
不安型 × 回避型
最も揉めやすい。
鉄板。
不安型:
「もっと近づきたい」
回避型:
「距離ほしい」
最悪の噛み合わせ。
不安型が追う。
↓
回避型が逃げる。
↓
不安型さらに追う。
↓
さらに逃げる。
地獄。
安定型 × 不安型
比較的うまくいく。
安定型が不安型を落ち着かせる。
安定型 × 回避型
これも比較的マシ。
ただ回避が強いと厳しい。
このように愛着理論と言うのがあって、ある程度好意を持つが不安なときの
距離感の取り方を説明した話があります。
普通は好意を持つと親しげになるのですが、
回避型と言って、むしろ好き避けみたいになる層がありまして、
そういう人たちは意外と結婚相談所に多いです。
もちろん興味がないから遠ざける人も多い訳なのですが、
そういう人も割と多いということは念頭に置いておいてください。